一般の企業では、どの職業で働いていても基本的に制度があれば、ボーナスを受け取ることができるものと考えて問題ないでしょう。しかし、ボーナス制度を設けていない、もしくはボーナスを支払う余裕がない企業だとボーナスが支払われない可能性が高いです。このような企業の例としてIT系のベンチャー企業が挙げられます。ベンチャー企業は起業して間もないので社員に還元できるお金が少ないということが考えられます。そのため、ボーナスに回すお金を確保することができず、ボーナス制度が存在しないもしくはボーナスが支払われたとしても給与半月分などごくわずかといったケースが多い傾向があります。

ただし、先述の通りボーナスは基本的に余程規模が小さく余裕のない企業やそもそもボーナスの制度を採用していない企業へ就職しない限り受け取ることができるでしょう。そこでボーナスがもらえると思っていたのにもらえなかったという事態を避けるには、やはり求人に応募する際にしっかりボーナスについて確認することが大切です。基本的にボーナスは貰えるものという考えを持っている人もいるかもしれませんが、ボーナス制度を設けている企業はそのことについてしっかり求人に記載していますし、中には平均的なボーナスの額までわかることもあります。

求人であえてそれに触れていない企業はボーナス制度が用意されていない可能性が高く、ボーナスのある企業で働きたい場合にこのような企業は避けましょう。万が一それ以外の条件が良い場合は面接で聞いてみるという方法もあります。就職してしまった後に後悔しないためにも、給料やボーナスについてははっきり把握しておくことが大切です。